2留大学生(元)の考えている事

1浪・1留はたくさんいても2留以上は滅多にいない。珍しいこの存在がどんな事を考えているのか。

自分に酔う事が引きこもり脱出の最短の道なのでは?

久々にブログ書いていきなり謎のタイトル

これに関しては本当にずーーーっと前から感じていた事です。

学生時代から「なんで皆こんな事でこの世の終わりみたいな顔してるんだ?」「なんでこんな事で血相変えてブチ切れるんだ?」みたいな目で色んな物事を見ていました。

バイトの話とか、誰かの不倫とかですね。

例えば医者ならばメスを入れる場所が1cmずれてしまえば文字通り致命的だし、クレーン作業員が安全フックをかけ忘れたら数百kgの鉄骨が落ちてきて周囲を粉々にする。

こういう職種の人なら分かるのだが、言葉遣いが変とか笑顔が無いとか言う理由で怒られたり、本人も深刻な顔して人間失格みたいに思うのがもう理解出来なかった。

失礼ながら「俺がいないと会社が回らない」なんか噴飯物だと思う。教科書に載るような人たちだって今まで何百人、何千人亡くなっている訳だけど世界が崩壊してるわけでも無いのに、(またもや失礼ながら)たかがサラリーマンがこんな大それた事言えるなんて凄いなと思うし、同時にこの自信が羨ましくも思う。

これが引きこもりに足りない事なのでは?

この根拠のない陶酔感、謎の自信、ドラマの主人公気分みたいな言わば"自分に対する酔い"が引きこもりや長期ニートに足りない物なんだと思う。どの段階で引きこもりに至ったかは様々だが、例えば学生時代上手く馴染めなくてそのまま引きこもった人なら「大人しい自分は真に心優しい存在」みたいな思い込みや、「ここで痛い目にあったけど後で必ず良い事がある。あの漫画やドラマみたいに!」みたいに心から感じてそれに没頭すれば少なくとも家に何年間も引きこもるみたいな状態にはならないと思うのだ。

 

「働いたら負けかなと思っている」みたいな思考を持っている引きこもり・ニート等は実際にはほとんどいない。むしろ、自分のダメさや至らなさを身に染みて分かっており、自分に対する酔いを持っていないからこそ身動きが取れない。

 

鬱病の人は世界を真に見ているみたいな話をネットで見た事あるが、真にこの世界を見ると、人は必ず死ぬ存在であると言う事実しか横たわっていないのだから、むしろシラフの方が異常で酔っぱらっている方が正常だ。

その為に、「俺が会社を回している」「社会に貢献している」「人々の笑顔の為に」「時計や車が男をキメる(さすがに古いか)」みたいに各々好きなお酒(夢)を飲んで酔っ払う必要があるのだと思う。

 

自分は何に酔うか

今はとりあえず資格勉強をしている。この間受けた危険物乙4は合格していたし、簿記3級も合格していた。今は簿記2級を勉強しているが、これ以外にも何かしら勉強しようと思う。

現役大学生の就職も大変らしいのに彼らからしたらオッサンである僕が資格勉強なんて、「俺がいないと会社が回らない」オジサンよりも噴飯物だ。

勉強にくじけそうになったり、飽きそうになったらテキストの最初に書いてあるような「○○と言う知識は国際的に競争が激化する中でも求められる~」みたいなカッコいい綺麗事を信じて、「俺がこの資格を取る事で世界に良いことが起こる」みたいな気持ちを持って泥酔していこうと思います。