NHKが連日引きこもりについて特集している
僕はあまりテレビは見ないのですが、新聞のテレビ欄だけは毎日見るんですね。
眺めていると2週間位前からNHKが何回も引きこもりが云々みたいな番組を放映していた事に気がつきました。
実際引きこもりは甘えなのか
引きこもりについて考えると、こいつ甘えてるだけだろがまず脳裏に浮かぶと思います。実際甘えてるかどうかと言うとつまらない回答ですが人それぞれだと思います。
そうは言っても、僕のようなモラトリアムの延長や精神がガキのままで何となく学校出て何となく引きこもって1年経っちゃった!みたいなタイプは甘えの面が強いでしょう。
じゃあ何で甘えてるかと言うと強制力が働いてないからです。
強制力と焦りが無いと人は動かない
個人の人間が(自分自身も含めて)人1人を動かせる力なんてたかが知れています。朱に交われば赤くなるみたいな言葉があるように、周囲を赤で囲ってぎゅうぎゅうに押し付けたら赤くなるのが人間です。
・元旦に決めた今年の目標
・紙に書いたカッコ良い宣言
果たしてこれを実際に達成できる人間がどれだけいるでしょうか。個人が考えて個人で行動して結果が出るまで動き続けるのは本当に大変です。
ところが、親が特に直接何も言ってこないし、何ならどうせ人は最後死ぬのは同じだしそれが早いだけだろみたいに考えてボーッとしてる、僕も含めて何パーセントかの引きこもりは何の力もかかっていません。無重力状態でフワフワしてるので日々怠惰に時間を潰しているだけです。
モラトリアム型と思われる引きこもりはどうするか
僕のようなモラトリアム人間は現実に色んな経験をしないと脱せないのに頭で色々屁理屈考えてるアホなので、少し強めに出ても良いんじゃないですかね。
でも、「働け!」「同級生の○○君は結婚してるんだぞ!」みたいなの言ったり殴ってもマジで意味が無いと思います。何故かと言うと言葉や暴力がイコール外を出歩いたり働くに直接繋がる行動では無いからです。
具体例
分かりにくいと思うので具体例を出します。
カレーライスを食べたいなら
・カレー屋に行く
・スーパーで材料買って家で作る
等の選択肢があります。それなのに「カレー食いたい!」「クックパッドで○○カレーと言うレシピあったよ!」みたいな事を家の中で延々と語って、空っぽの皿とスプーンを眺めていても、いつまで経ってもカレーは食べられないでしょう。
直接カレーを食べられる機会に繋がるのは"靴を履く"だけです。
話を戻します
これと同じで、働けと説教したり殴ったりする事は、引きこもりやニートが働く行動には直接的には全く繋がっていないのです。
すべき事はパソコンやスマホを開いて求人サイトから応募させるのみです。
終わりに
もちろん対象は選ぶべきです。部屋からまともに外出れないとか幼少期から明らかに周囲と浮いていたみたいなタイプには絶対にやってはいけません。
人数は少なくてもたまに友人と遊んでいたり、毎日ゲームやネット巡回は出来るし、スーパーでお菓子買ってきてご飯もムシャムシャ食べるのに引きこもりみたいなタイプなら早期に動き出した方が結果的に助かると思います。
(こんな事書いたけどマジで自分はどうしようか。貯金はまだあるけど国民年金払える程度にはバイトしたい。でも人と向き合って会話すると脳がフリーズする。なんとかしないと。)