2留大学生(元)の考えている事

1浪・1留はたくさんいても2留以上は滅多にいない。珍しいこの存在がどんな事を考えているのか。

断食が2日経過した

2日目は朝から気分が良く、高校生の時までのように集中力があり、図書館で借りた適当な新書1冊、手元にあるオーウェルの「パリロンドン放浪記」を読んだ。これは驚異的なことで簡単な本とは言え1日に2冊も読むなんて5年ぶり位ではないだろうか。14時くらいまではこの調子だったがそこから熱っぽさ、間接痛、なんとも言えない全身の違和感が出てきた。水と塩と味噌汁で過ごすと言ったが正直味噌汁は抜きで行けるだろうと思っていたところにこの症状が来た。昔、栄養学で勉強した内容が色々浮かんできて不安になったので断食から48時間経った頃に赤味噌を大さじ1杯入れた味噌汁を作って飲んだらとにかく味も香りも素晴らしく感動した(この感動を断食に求めていた)。これを飲んだところプラシーボ効果も大きいだろうがこれらの症状が急に収まったので明日からは夜に1杯飲むようにしようと思っている。水と塩だけだと精々ミネラル分は2%位が限界だが、味噌を大さじ1杯加えれば7%位まで到達するだろう(計算はしてないけど)。僅か1,2g位だろうがタンパク質や炭水化物も含まれてるので頭痛なども起こりにくいと思う。

現代のように食料事情が良くない時代は何日も食事抜きで水しか飲めない事もあっただろうが、それでも何かの葉や根はかじっていただろうし、具無し味噌汁ならこの時の感覚に近づけるかもしれない。最近の若者は軟弱だと言われるし確かに僕も含めて打たれ弱い人はすごく多い。上述した「パリロンドン放浪記」は断食するなら久々に読んでみようと思い読んだのだが、食事を毎日食べれず、長時間労働や罵声を浴び続ける生活なのに何故か現代人よりずっと楽しそうだし文章からパワーが伝わってくる(彼の描写が上手くて3割増しで良く見えてるのもあるだろうが)。やっぱり頭ばかり使わずに肉体を中心として活動した方が心身が一体化するのかもしれない。